人の暮らしを支え
時には命を守るエンジンをつくる
N・T
技術第二部機装設計グループ
2016年入社 大学院(総合理工学研究科物質系工学専攻)修了

業務内容

Work Description

デスクワーク

自席ではメールチェックや電話対応、会議室ではリモート会議を行うこともあります

資料チェック

倉庫やキャビネットにある資料を確認して過去の実績や経緯などを把握するようにしています

同僚とのコミュニケーション

仕事以外にも趣味やプライベートなお話が出来るアットホームな空間です

一日のスケジュール

Schedule

9:15

出社

メールチェック、1日のスケジュールを確認。

9:30

設計業務

直結装置の設計・検討を行う。

11:30

メーカー様と打ち合わせ

使用する部品の仕様について確認。

12:00

お昼休憩

12:45

設計業務

3DCADによる解析業務を行う。

15:30

他部署とのミーティング

調達部門と新たに使用する部品について検討。

16:00

自部署でのミーティング

進捗状況の共有と、課題の対応について話し合う。

17:45

退社

人事担当者とのやり取りから会社の特徴を実感

就活が思うように進まず、大学院で専攻していた化学以外の分野にも目を向けはじめた時にダイハツディーゼルの存在を知りました。本社が大阪にあり、説明会が行われる日も近かったため、最初は「どんな会社なのか話を聞いてみよう」という軽い気持ちで参加。そこで船が世界の物流になくてはならないものだと知り、興味が湧いてきたんです。
そして、もうひとつ印象深かったのが、人事担当の方の説明がわかりやすかったことです。その方のプレゼン能力の高さもあったと思いますが、会社のビジョンや事業の方向性が明確に定まっていて、社員一人ひとりの業務の質も高いと感じたことが志望動機となりました。実際にイメージ通りの会社で、皆さんプロフェッショナルな姿勢で仕事に取り組んでいます。

仕事の幅が広がることで新しい発見につながる

私は入社するまで船舶やエンジンに関する知識はありませんでしたが、配属前の研修やOJTで基礎を学ぶことができました。それでも若手の頃は、上司や先輩からもらった指示通りに業務を行うことで精一杯の状態。それから経験を積んで中堅社員といわれるようになった今では、後輩に指示を出す機会が増えてきました。さらに、自部署の業務システムについて考え、より高い精度で効率的に仕事ができる環境づくりにも携わっています。このように業務内容の幅が広がることで新たなスキルの習得や、やりがいの発見につながっています。私が所属する部署は課長をリーダーとして活発にコミュニケーションをとっており、キャリアを問わず意見を交わすことでスキルアップできる点も特長です。

お客様の用途や要望を満たす陸用エンジンを設計

私が担当しているのは、陸用エンジンの設計です。陸用エンジンには、建物が停電した時など非常時に電源を確保するものや、離島などで暮らす人たちの日常生活用に発電を行うもの、あるいは河川の排水ポンプの駆動用などさまざまなタイプがあり、これらすべてを手掛けています。営業や技術営業の方々がお客様から収集した要望や仕様をクリアするように、ベースとしてあるエンジンをもとに強度などの解析を行いながら最適な構造にカスタマイズするのが主な仕事内容です。設計の仕事はCADで図面を描くだけではありません。お客様や製造をする現場のスタッフと認識のズレがないようにコミュニケーションをとることも重要な業務のひとつ。さらに、エンジンの組立に使用する部品がスケジュール通りに届くように、調達や生産管理部門と連携しながら進めるなど、工程全体をみることが求められます。

自分のアイデアを反映してより良いエンジンを目指す

仕事のやりがいは、モノづくりを通じて人々の暮らしを支えていることです。常用発電用エンジンであれば、離島などで暮らす人たちの生活に欠かせない電気を届けられ、非常用発電用エンジンであれば、たとえば病院で停電が発生した時に患者様の命を守ることにもつながります。
また、陸用エンジンは用途や設置する建物・場所によって求められる要素が異なり、特殊仕様が多い点が特色です。そのため設計者のアイデアを反映できる余地が大きく、専門職の視点からみても魅力ある仕事といえるでしょう。私自身も設計担当として、もっと上のレベルを目指して取り組んでいきたいと考えています。

上司・同僚の声

Our Voice

技術第二部 機装設計グループ グループ長 H・N

稀に見る人間的魅力と設計センスを持ちあわせ、その対応力や責任感の強さから常に部内外から頼りにされ、決してそれを驕りにしない人間です。業務では当社で新しい3D解析手法確立PJのリーダーとして絶対的な存在を確立されてます。特筆すべきは私含め上下関係なく一緒に仕事をしたいと思わせるのがNさんです。

技術第二部 機装設計グループ I・K

私の配属当時からOJT教育を頂き、今でも同じチームとして頼りになる先輩です。仕事はもちろんプライベートでもNさんの助言によって物事が良い方向に進んだ事が多くあり、自然と人が頼りたくなる懐の大きい方だなと毎度思わされます。現在は主任としてチームを引っ張っており、私の目指すべく主任像の一人です。