オイルミスト警報装置 MD-SX
特許権・意匠権 登録済
- 日本特許登録 第3840470号
- 日本意匠登録 第1212448号
- 英国特許登録 第2408798号
低速〜中・高速機関の重大事故を予知・監視
エンジンメーカー各社のご要望にお応えし、ディーゼル機関の各シリンダごとにクランク室の側壁より直接挿入取り付けする複数のセンサユニットと、それらを通信手段により統合制御するコントローラで構成されるセンサタイプのMD-SXオイルミスト警報装置を開発しました。
* 本装置はNK・LR・DNV・BV・ABS・KR・CR・CCSの各船級協会殿の形式承認とCEマーキングを取得し、今後その他の船級協会の形式承認取得への対応を行います。
コンパクト化と信頼性の向上、保守の容易さを実現
当社が長年にわたり培ってきたオイルミスト濃度検出関連技術をベースに新しい技術と発想を加え、センサユニットのミスト検出には吸引機構や駆動用空気・配管を必要としない自然拡散方式を採用し、光散乱方式によるミスト濃度検知によりコンパクト化と信頼性の向上、保守の容易さを実現しました。
フレキシブルなシステム構成
検出点数は最大16点で8点×機関2台での使用もでき、またコントローラの取付を含めフレキシブルなシステム構成を可能としています。
機関の重大事故の早期発見・予知
コントローラにはキースイッチと液晶表示器を採用し、操作性の向上を実現するとともに、自己診断機能によりセンサユニットを含む装置全体の状態監視も行います。
そしてクランク室内のオイルミスト濃度を常時監視し、ミストレベルの表示をするとともに、軸受過熱などによりオイルミスト濃度が設定値以上に増加した場合には、警報を発し外部へ信号出力しますので、低速機関は勿論のこと中・高速機関においても重大事故の早期発見・予知が可能となります。
要目
センサユニット |
コントローラ |
||
---|---|---|---|
機能 |
オイルミスト濃度検出 ミストレベル信号出力 |
ミストレベル表示 ・警報監視 | |
検出点数 / 接続点数 | 1点 / 1ユニット | 16点 (最大) (8点×機関2台) | |
ミスト検出 / 検出時間 |
自然拡散方式 |
応答1秒以下 | |
検知方式 / 検出濃度 | 光散乱方式 | 0〜2.0mg / l | |
表示 / 操作 |
LED:3点 |
|
|
接点出力 |
5点 |
||
電源 | コントローラより給電 | DC24V (+30%〜-25%) | |
消費電流 | 60mA (max.) / 1ユニット |
1.5A (max.) (内部:0.5A) |
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保護階級 | IP 55 | IP 55 | |
重量 | 約500g (取付ナット等付属品を含む) | 4.0Kg | |
塗装色 | マンセル(黒) | マンセル(黒) |
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