

トップメッセージ
株主、投資家の皆様にはますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
当第2四半期累計期間の我が国経済は、企業の在庫調整や政府の緊急経済対策などにより、一部に持ち直しの兆候が見られるものの、依然として企業業績の低迷が続くなど、大変厳しい状況で推移しました。
当社が強い影響を受ける造船・海運業界につきましても、世界的な景気低迷による海上荷動きの停滞により新船の商談がストップするなど、事業環境に大きな変化が見られています。
今後しばらくは、世界経済や当社を取り巻く環境は不透明な状況が継続するものと考えられます。事業環境が激変する中で、当社グループにおきましては、次の3点を重点施策として掲げ、鋭意取り組むことにより継続的な事業発展を図ってまいります。
今後、新造船の建造数は減少する見通しと言われています。そうした中で一定の受注、生産量を維持すべく販売力の大幅な強化を図ってまいります。主力となる国内造船各社との関係を確固たるものとするとともに、陸用エンジンを含めた新市場での販売強化に積極的に取り組んでまいります。
市場の縮小傾向が指摘される中、仮にトップラインの伸びが期待できなくても当社グループとして成長していけるモデルを構築しなければいけません。その上で、原価低減を含めた収益体質の強化は重要なテーマです。生産のさらなる効率化はもちろん、販売の効率化、開発の効率化等、様々な効率化に全社を挙げて取り組んでまいります。
グローバル市場においてライセンシーを含めたダイハツブランドエンジンのシェア拡大を図るべく精力的な販売活動および支援活動を進めてまいります。また、当社製品は30年を超えてお客様にライフサイクルバリューを提供するものであり、グローバルサービスネットワークの構築と、顧客管理機能のシステム化等を進めることで、世界中の顧客へ満足度の高いサービスをお届けすることを目指してまいります。
当社グループでは、「モノづくりはヒトづくりから」との理念の下、お客様目線で考える基本に忠実な人材の育成と、これまでに築きあげてまいりましたお客様との信頼関係を維持、発展させるべく技術継承に取り組んでまいります。今一度初心に返り、新たな飛躍に向け弛まぬ努力を継続していくことで着実な企業成長を推し進めてまいる所存です。
今後とも、株主、投資家の皆様から一層のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
代表取締役社長 古川 與四郎