

トップメッセージ
株主、投資家の皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社を取り巻く事業環境は、主要な販売先である造船業界におきまして、中国、韓国を中心とした供給能力の増大と、世界景気の低迷を受けた新造船需要の縮小による受給ギャップが拡大する中で造船各社の受注競争が熾烈化した結果、船価の大幅な下落が顕著となるなど非常に不透明感の強い状況にあります。
そうした厳しい環境下で平成24年3月期の連結決算は、主力の舶用エンジン関連におきまして、船価の下落や円高の影響により海外向けのエンジン販売を中心に売上・利益が減少した結果、減収減益となりました。
平成25年3月期につきましても、事業環境の更なる悪化が避けられない見通しですが、全社一丸となり業績向上に向けて邁進してまいります。
さて、当社では当面の厳しい事業環境を勝ち抜くために、
「TAKE ACTION WITH SPEED」をスローガンとして掲げ、積極的かつスピード感のある事業展開を進めてまいります。
「D-POWER FOR THE EARTH」のキャッチフレーズの下、地球に優しい環境対応型エンジンとして開発した新型ディーゼル機関「6DE-18」ならびに「6DE-23」について、昨年4月より本格的な販売を開始しております。お客様の多様なニーズにお応えすると共に、地球環境保護にしっかりと貢献できるよう、今後も、当社として取り組む課題を明確にしながらスピード感のある技術開発を進め、タイムリーな新商品の投入に繋げてまいります。
また、昨年7月には、新たにインドのキルロスカ・オイル・エンジン社との技術提携契約を締結し、今後の発展が見込まれるインド市場への進出に向け準備を開始しております。また、当社の主要技術提携先である中国の2社に対し、ガスエンジンMD-Gシリーズを新たに技術供与する契約を締結し、中国陸用、舶用市場でのガス機関需要拡大への対応を強めております。今後もライセンシー各社との協力関係の強化を図り、一層のブランドシェア拡大に向けて精力的な取り組みを続けてまいります。
今後暫くは、当社グループにとって非常に厳しい環境が続くことが予想されますが、『創造と共生』の企業理念の下、メーカーとしての基本に立ち返り、全社一丸となって事業を推進してまいります。今後とも、株主、投資家の皆さんには一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 原田 猛