トップメッセージ

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代表取締役社長 堀田 佳伸

Technology for protecting the Earth

技術は地球を守るために。


株主、投資家の皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による企業収益や雇用環境の悪化等もあり、厳しい状況で推移いたしました。感染拡大防止と経済活動の両立を図るなか、一部持ち直しの動きが見られたものの、再び感染拡大が懸念される等、収束の見通しが立たない状況となっております。また、世界経済におきましても、経済活動の制限緩和やワクチン接種等には地域差があり、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
 当社の主要な販売先である造船・海運業界につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による移動制限や、船主等による新造船建造の投資抑制を背景に、2020年の世界の新造船竣工量は5,822万総トンと前年比で12.2%の減少となり、新造船受注量は、3,336万総トンと前年比で24.2%の減少となりました。国有海運会社や政府系金融機関による需要の下支えがみられた中国を除き、新造船建造の需要は低迷が続いております。

 新型コロナウイルス感染症は、後戻りできない社会変化をもたらしました。この感染症から得られた教訓は、世界の気候変動が私たちの大きな脅威として、正面から向き合っていかなければならない課題であるということです。当社グループは、お客様のニーズにお応えするとともに、この課題に対応し持続可能な成長を実現するため、2020年4月1日~2023年3月31日を実行期間とする中期経営計画に掲げた以下4つの重点取組事項を推進しております。

      1.新商品の市場投入による販売領域拡大・シェアアップ
      2.次世代エネルギーを視野に入れた技術開発
      3.生産拠点の生産効率の向上
      4.強固な収益基盤の確立とESG経営の実践

 温室効果ガス削減という大きな目標に取り組み、LNGと重油を切り替えて使用できるデュアルフューエルエンジンを開発し4形式にラインアップしております。この技術により、舶用分野では環境負荷低減や燃料価格の変動等に対応し、陸用分野では、自家用発電設備として災害、BCP(事業継続計画)を支える重要な役割の一端を担っております。
 また、次世代燃料と化石燃料を混合させた燃料についても、すでに開発を進めており、既存のディーゼルエンジンを、大幅な改造無しに使用できるカーボンニュートラルなバイオ燃料の耐久評価も行っております。
 加えて、海上輸送の効率化を目的とする船舶の大型化を見据えて新設した姫路工場を2018年に操業いたしました。中小型機関の製造を担う守山工場と姫路工場の2拠点体制により、生産効率の向上に努めてまいります。

 今後もサステナブルな企業であり続けるため、ESGを経営の中核に据えた事業運営への展開を図ってまいります。
株主、投資家の皆様には一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役社長  堀田 佳伸

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