2017年入社 高校(海洋技術科)卒業
業務内容
Work Description
現場での組み立て
かなり大きなエンジンのため、クレーンで持ち上げ、同僚と協力して組み立てを行います
ミーティング
その日の工程などを作業前にしっかり確認をして、業務を行います
社内コミュニケーション
立ち上げから間もないからこそ、先輩・後輩分け隔て無いコミュニケーションができています
一日のスケジュール
Schedule
7:30
出社
作業服に着替えるなど準備をしながら、徐々に仕事モードに。
8:00
ミーティング
全体ミーティングを行い、その後、班に分かれて朝礼。1日のスケジュールなどを確認。
8:30
業務開始
トラックで持ち込まれた部品をクレーンでおろして部品搬入。正確性を意識しながら、芯出しの作業に取り組む。
12:00
お昼休憩
13:00
業務再開
引き続き、芯出しの作業。エンジンが組み上がったら、次の工程へ慎重に移動させる。
17:45
退社
担当作業の進捗状況などをホワイトボードに書き込み業務終了。
高校時代の遠洋航海の実習で
エンジン製造に関心をもつ
高校時代は、海洋技術科で船舶の操縦やエンジンに関する知識と技術を学びました。遠洋航海の実習では、2ヶ月ほど実習船に乗ってハワイへ。実習中、エンジンのメンテナンスを行った経験から、エンジンを製造する仕事に就きたいと考えるようになりました。
就職を検討する際の職場見学では、姫路工場がまだ完成していなかったため、滋賀県にあるダイハツディーゼルの守山工場へ。そこで目の当たりにしたエンジンは大きく、スケールの大きいモノづくりは楽しそうだと感じて入社を決めました。
入社後は守山工場で研修を受け、1年目の冬に工事が終わったばかりの姫路工場へ移りました。
1期生として新工場の立ち上げを経験
実作業では想像以上の壁に直面
当初、姫路工場の中は何もない状態。私は姫路工場1期生として、場内のレイアウトを決め、物品を設置するといった、立ち上げ時ならではの貴重な体験をしました。
2018年8月に工場が稼働しはじめると、いよいよ組立係の一員として本格的に働き出すことに。とはいえ、実際の作業となるとまったく分からず、毎日むずかしいことばかりでした。大型エンジンなのに、こんなに細かい作業が必要なのかと戸惑い、取り付け方にミスがあって、エンジンを動作させた時に油漏れや水漏れが起きる失敗も。それでも上司の指導を受け、一緒に作業してもらったことで少しずつミスは減っていきました。
7年目で高い精度を求められる
重要な工程を任せられる
2023年4月から、直結という工程を担当。台上にエンジンを載せて発電機と連結し、エンジンと発電機の連結部分が同一線上になるよう位置を調整する芯出しという作業を担っています。
芯出しは高い精度を求められる作業で、測定機器を使ってズレを測定し、5/100mm以内の範囲になるまで調整しなければなりません。位置を動かすために計算が必要なうえ、エンジンは50トンを超え、発電機も20トンほどあるので大変です。それに、エンジンはその日の気温などで機嫌が良かったり悪かったりするんです。思い通りにいかず苦労する日もありますが、経験豊富な先輩からいろいろなことを学び、この頃ようやくコツがつかめてきた気がします。
確実な作業と職場の安全に日々配慮し、エンジンを究め組立のスペシャリストに
組立係は約20名で、最近は後輩も増えました。高所作業の場合は足場にも目を配り、危ないようなら注意もします。事故なく安全に作業をすることが何よりも重要なことですから。私自身が仕事で心がけているのは確実性です。組立の最終工程でミスがあればエンジンが台無しになるので、日々慎重に作業をしています。ミスなく組み立てられ、無事に出荷できると達成感があります。今後はもっとエンジンに詳しくなり、どの工程も任せてもらえるようになるのが目標です。そのために、時間があれば違う工程を見て勉強をしています。
上司・同僚の声
Our Voice
製造グループ 組立係 リーダー M・M
製造グループ 組立係 K・O
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