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2021年入社 大学院(情報系工学研究科システム工学専攻)修了

業務内容
Work Description
デスクワーク
試験機での結果を基に専用のソフトを使って、システム設計を進めていきます
シミュレーターでの動作テスト
ソフト上で設計したものがきちんと動作するのか、シミュレーターで随時チェックします
社内コミュニケーション
自席からでも気軽に先輩や上司に話しかけやすく、相談しやすい雰囲気です
一日のスケジュール
Schedule
9:15
出社
1日のスケジュールを確認して、作業の優先順位などを整理。
9:45
メールチェック
問い合わせに対してはスピーディーな対応が重要。
10:30
資料作成
要点がわかりやすく伝わるように工夫。
12:00
ソフトウェア仕様確認
13:00
お昼休憩
14:00
試験機運転の確認
設計の前段階にあたる試験機のテストに加わる。
16:00
サプライヤー定例ミーティング
関連部品などを仕入れるパートナー企業様と確認などを行う。
17:00
仕様調整
お客様の要望に沿って微調整。
17:45
退社

大学院で学んだ知識を開発に活かせると感じて志望
電子回路の設計やソフトウェアのエンジニアといった職種を軸にして就活を行う中でダイハツディーゼルと出会いました。当社の製品を調べると、エンジンのデータを解析してトラブルを防ぐ遠隔監視システムがあり、それが大学院で取り組んだ研究と通じるところがあり、自分のスキルを発揮して社会に役立てることに魅力を感じました。そして、工場見学でエンジンを見た時に、その迫力に心を奪われたことが決め手になりました。
入社当初は、志望動機となった監視システムに関連する仕事に就きたいと思っていたのですが、さまざまな部署を体験する新人社員研修を通じてエンジンを動かすシステムに興味が出てきて、現在の部署を希望しました。

エンジンの動きをコントロールする
制御盤を設計
私はシステム設計部エンジン制御チームに所属しています。エンジン制御チームでは、デュアルフューエルエンジンや新燃料エンジンの制御盤の開発設計業務を行っています。デュアルフューエルエンジンや新燃料エンジンでは、従来のディーゼルエンジンよりも燃焼を制御することが難しく、電子制御が必要不可欠です。この電子制御の頭脳に当たるのが制御盤です。私は主にデュアルフューエルエンジンの制御盤の設計開発業務を担当しております。
業務の流れとしては、お客様と技術第2部が仕様調整を行い決めた仕様に関して、エンジン性能を決定している技術第1部と共に、制御盤のソフトウェアや電気回路の設計を行います。
制御盤が弊社工場に納入されると、品質管理部と協力し、エンジンの試運転に於いて問題が無いか確認し、出荷された製品に関してはグローバルサービス部とやり取りし、お客様の元で安全に運転できるようデータ調整を行います。

シームレスに協力し合える風通しの良い関係が魅力
当社の社風の特長は風通しが良いこと。私が所属する部署はキャリア採用で入社した人たちが多いのですが、みなさん口を揃えて「これまでの会社と比べて圧倒的にまわりの人に声をかけやすい」と言います。
実際に自部署だけでなく他部署も気兼ねなく相談や協力のお願いができる、ウェルカムな空気感です。それは、「ダイハツディーゼルとして良い製品を提供しよう」という意識が会社全体に浸透しているからだと感じます。こうした切れ目のない関係のおかげで、私自身もさまざまな知識を吸収して、視野が広げることができました。
韓国での経験がニーズの理解につながる
スケールが大きいことが仕事の魅力です。私の普段の仕事は、電気回路についてどうすれば良いのかを考えるなど地味なものですが、納入したエンジンが搭載された大きな船が動きだす光景を見ると、言葉では表せない達成感や充実感が湧いてきます。
以前、韓国に4ヶ月滞在して、当社の新機種の試運転に取り組みました。そのお客様は当社のエンジンを使うのが20年ぶりということもあり、最初はスムーズに連携がとれず苦戦の連続でした。しかし、そこから立て直しを図り、無事、就航することができました。この経験を通じて、船主様や造船所様のニーズをより深く理解できたので、今後の設計に反映したいと思っています。このようにたくさんの発見があるのも仕事の魅力です。
上司・同僚の声
Our Voice
システム設計部 グループ長 H・H
大学にて情報系の勉強をしていたため、電気部品間の通信開発だけでなく、エンジン制御のソフトウェア、ハードウェアと活躍の場を大きく拡大してくれています。開発の大きな課題にぶつかった際には、分かりやすく困った顔をしているので、周囲から『サポートしようか?』と声をかけられ、課題を無事に解決されています。
システム設計部 係長 M・S
エンジン制御盤設計業務に従事しており、見た目通り元気で行動が早く、人当たりも良いため、他設計部門や工場部門からも頼りにされる人物です。海外出張や展示会で情報収集も行い、そこで得た情報を積極的に展開し、チーム力向上を図ってくれる前向きな人物でもあり、今後の活躍にも大いに期待しています。
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