生物多様性認証制度の取り組み

eco VISION 2030 Report

私達ダイハツディーゼルはダイハツディーゼルグループ環境方針を基に、地球環境問題を経営上の最重要課題の一つとして認識し、「循環型社会、低炭素社会、自然共生社会」の構築を目指し、全従業員が事業活動と環境保全の両立に向け最善を尽くし、未来へ向けた環境活動を実施しています。そして新たに「ダイハツディーゼルグループ環境ビジョン2030」を策定し、ダイハツ工業株式会社の「ダイハツグループ環境アクションプラン2030」を共有し、事業活動における環境負荷を低減するとともに、「地球温暖化の防止」「循環型社会の形成」「生物多様性の保全」を目指すべき目標として定め、その実現に向けグループ全体で取り組みを進めています。

レポート

Report 1.  守山事業所の環境活動

生物多様性の重要性を認識し、「ダイハツディーゼルグループ環境基本理念」に基づき、住みよい地球・豊かな社会の実現とその持続的な発展を目指し、内燃機関およびその関連事業、社会課題への貢献などにおいて、生物多様性に取り組みます。

水路に生息する主な生物

  • ニホンイシガメ
  • ナマズ
  • カマツカ
  • スッポン
  • カネヒラ
  • マシジミ
  • タモロコ
  • スジエビ

  • スッポン

  • ニホンイシガメ

  • タモロコ

Report 2.  守山市、栗東市協力による不法投棄防止活動

当社守山事業所周辺での不法投棄が多い為、守山市様、栗東市様へ協力要請。守山市は看板を、栗東市は幟(のぼり)を提案頂き、各々の場所に設置しました。
半年で不法投棄は激減し、ゴミも減少傾向にあります。

  • 守山市様ご提供

  • 栗東市様ご提供

Report 3.  水路環境改善活動

地域貢献活動の一環として、当社守山事業所周辺の水路環境改善活動に取り組んでいます。各部署の選任者が草刈りやゴミの回収などを定期的に行っており、一回当たりのゴミ回収量は約30kgにもなります。

Report 4.  水路の水質改善対策

水路にヨシを整えて水質改善対策をしました。水がヨシを通ることでゴミが除去され、また魚の隠れ家や産卵場所として役立ちます。

整備前

整備後

「ダイハツディーゼルグループ環境ビジョン2030」実現への取り組みとして、「自然共生社会」実現に向け、生物多様性の保全に取り組んでおります。
守山事業所では、周辺水路のヘドロを取り除き、水質を改善することで、水路に生息する滋賀県絶滅危惧種「カワバタモロコ」の保護に取り組む等、地域社会に根差した自然環境の保全活動を実践しております。
これらの活動が評価され、滋賀県が主催する「しが生物多様性取組認証制度」において最高ランクの3つ星を獲得いたしました。